【レッドブル・エアレース 最終戦インディアナポリス】室屋、強運! Round of 14 で強豪ソンカに勝利!

航空 エンタメ・イベント
エンジンの不調を克服して「Raund of 14」に臨んだ室屋義秀選手
エンジンの不調を克服して「Raund of 14」に臨んだ室屋義秀選手 全 8 枚 拡大写真

「レッドブル・エアレース 最終戦インディアナポリス」決勝は15日、天候の影響により45分遅れでスタートした。第2ヒートで強豪マルティン・ソンカと直接対決することになった室屋義秀は、ソンカのパイロンカットによるペナルティ加算で勝利!「Round of 8」(ベスト8)に駒を進めた。

室屋とソンカの対決は、室屋の先行でスタートした。予選で不調に終わった理由について室屋は、シリンダーの吸気系にトラブルがあったとする。決勝までにはそのトラブルは解消できたという。室屋がスタートすると、機体の動きは予選に比べて見た目にも軽快さがうかがえる。タイムは明らかに速くなっていそうだ。

結果は1分06秒134。しかし、ソンカは予選でこれを上回るタイムを記録しており、よほどのミスがない限り、室屋のタイムを下回ることは考えにくい。室屋のタイムにメディアルームでは「微妙だな……」という反応だった。

そして、ソンカのフライトが始まると、動きはやはり速い! このまま行けば室屋の敗退が決まってしまう。そんな時、会場からは悲鳴にも似た声が響き渡った。なんとソンカがパイロンカットのミスを犯してしまったのだ。これにより2秒のペナルティ加算が発生してタイムは1分07秒866という結果に。この瞬間、室屋のRound of 8への進出が決まった。

しかしドラマは続いた。普通なら2秒のペナルティを加算されたらRound of 8へ進出は難しい。ところがこの日は、朝から吹いていた強風がパイロンを揺らし、これに接触する選手が続出したのだ。その結果、ソンカはなんとRound of 8進出が決定。最終戦は序盤から大荒れの様相を呈してきた。
室屋が優勝、年間タイトルも獲得[リザルト…
協力:レッドブル

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  3. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  4. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  5. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
ランキングをもっと見る