ポルシェ パナメーラ 新型に「ナイトビジョン」…暗闇で300m先の生物を検知

自動車 テクノロジー 安全
ポルシェ パナメーラ 新型のナイトビジョンアシスタント
ポルシェ パナメーラ 新型のナイトビジョンアシスタント 全 5 枚 拡大写真

ポルシェは10月16日、新型『パナメーラ』に搭載される先進運転支援システム(ADAS)のひとつ、「ナイトビジョンアシスタント」の内容を発表した。ナイトビジョンアシスタントは、夜間に走行する時のドライバーの視認性を高める安全装置だ。

新型パナメーラのLEDマトリックスヘッドライトは、夜間の暗闇を明るく照らし出す。ポルシェダイナミックライトシステムプラスでは、夜間の照射距離は、最大200mに達する。ナイトビジョンアシストでは、暗闇の中でも300m先の人や大きな動物を検知し、ドライバーに充分な警告を与えることができる。

新型パナメーラのフロントに装備された赤外線カメラは、すべての生物が発する赤外線を記録。コントロールユニットが生物の熱の違いを画像から計算し、それをメーター右側のディスプレイに送信。カメラが人や動物を検出するとすぐに、白黒画像の黄色の枠ではっきりと強調表示される。

ドライバーは直感的に色の変化に気付くため、警告効果を発揮。危険な状況にある場合、マーキングは黄色から赤色に変化する。ポルシェコミュニケーションマネジメント(PCM)システムがコンテンツを表示していても、PCMはナイトビジョンアシストの画像を自動的に表示する。

さらに、できるだけ素早く減速できるように、ドライバーに気付かれることなくブレーキの作動準備が事前に整えられる。ナイトビジョンアシストは暗闇の中で自動的にオンになり、250km/hの速度まで作動する。

《森脇稔》

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