高齢男性が軌道内に誤進入させたクルマを放置、列車と衝突

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17日午前5時35分ごろ、福岡県田川市内のJR後藤寺線で、軌道内に放置されていた軽トラックと、通過中の回送列車が衝突する事故が起きた。人的被害は無かった。クルマは高齢男性が運転中に軌道内へ誤進入させたとみられている。

福岡県警・田川署によると、現場は田川市弓削田(筑前庄内~船尾駅間)で、軽トラックは軌道を塞ぐ状態で停止。進行してきた下り回送列車(新飯塚発/田川後藤寺行き、5両編成)が衝突したが、この事故による人的な被害は無かった。

軌道内に停止していた軽トラックは川崎町内に在住する87歳の男性が所有するもので、男性は前日にクルマに乗って外出したが、事故当日の未明に帰宅した際は徒歩だったことから家族が男性に「クルマはどうしたのか?」と聞いたところ、「線路で動けなくなったので置いてきた」と答えたという。家族が警察へ通報したが、放置した場所がはっきりとはわかっておらず、JR九州に連絡を取って捜索を始めようとしたが、事故はその直後に発生していた。

クルマは現場近くの踏切か、もしくは並走する道路から誤進入したとみられており、警察では過失往来危険容疑で男性から事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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