山陽電鉄3000系「トップナンバー」引退で乗車・撮影イベント 11月23日

鉄道 企業動向
まもなく引退する3000系の第3000編成。11月23日に引退記念イベントが行われる。
まもなく引退する3000系の第3000編成。11月23日に引退記念イベントが行われる。 全 2 枚 拡大写真

山陽電気鉄道は11月23日、「3000号さよなら記念イベント」を開催する。前日の11月22日に3000系電車の3000号(第3000編成)が通常の営業運転を終了することから、引退記念イベントとして第3000編成の乗車・撮影会を行う。

3000系は1964年から1971年にかけて64両が製造された、山陽電鉄の電車。阪神電気鉄道や現在の阪急電鉄との直通運転に対応した最初の車両だ。第3000編成は3000系の一番最初の車両(トップナンバー)で、1965年に営業運転を開始。同年6月には「オールアルミ合金製という技術が評価」(山陽電鉄)され、鉄道友の会のローレル賞を需要した。

イベントは事前申込制で、10月20日10時から11月8日12時まで山陽電鉄ウェブサイトの専用ページで受け付ける。募集人数は120人。参加費は3000円で記念品が付く。当日はヘッドマーク付きの第3000編成に乗車して山陽姫路駅を9時10分に出発。山陽明石駅で折り返して東二見駅に向かい、東二見車庫内で撮影会を行う。

山陽電鉄は「山陽電車110年の歴史の半分を地域の足として活躍してきた『3000号』にご乗車いただけるラストチャンス」とし、イベントへの参加を呼びかけている。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  3. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
  4. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
  5. 【マツダ CX-60 MHEV 新型試乗】買い時とグレードのチョイスに迷う存在…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る