コンチネンタル、自動運転技術「クルージング・ショーファー」を発表 2020年から生産予定

自動車 テクノロジー ITS
コンチネンタルの自動運転テスト車両
コンチネンタルの自動運転テスト車両 全 2 枚 拡大写真

コンチネンタルは10月23日、高速道路における未来の高度な自動運転技術、「クルージング・ショーファー」を発表した。

ショーファーとは、運転手の意味。クルージング・ショーファー機能が立ち上がると、カメラ、レーダー、ライダー(LiDAR)などのセンサーからのデータを、アシステッド自動運転制御ユニット(ADCU)と呼ばれる集中制御ユニットが分析。クルージング・ショーファーのアルゴリズムはこれを使用して、車両周辺360度の状況を識別。高速道路において、自動的に車線を変更したり追い越したりする自動運転を可能にする。

また、高速道路の出口が近づくと、クルージング・ショーファーは、ドライバーに運転操作を引き継ぐように促す。ドライバーの反応がない場合、光や音声に加えて、シートを強く振動させて警告。それでも、ドライバーが反応しない場合は、車両を安全な路肩などへ強制的に停止させる。

コンチネンタルはクルージング・ショーファーを、2020年に生産開始する予定。コンチネンタルによると、自動運転中のドライバーに健康上の問題が起きた際でも、車両を安全に自動停止することができるという。

《森脇稔》

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