ヤマハ発動機、軽二輪スポーツスクーター XMAX ABS の日本導入を発表

モーターサイクル 新型車
ヤマハ XMAX ABS
ヤマハ XMAX ABS 全 13 枚 拡大写真

ヤマハ発動機は、新型水冷4ストローク249cc「BLUE COREエンジン」を搭載する軽二輪スポーツスクーター『XMAX ABS』を2018年1月25日に発売すると発表した。

新型スポーツスクーター「XMAX」シリーズは、すでに「XMAX300」を欧州で発売、「XMAX250」も3月の大阪モーターサイクルショーで初公開。スポーツスクーターとして一時代を築いたホンダ『フォルツァ』も生産終了が正式アナウンスされ、XMAXの国内販売が待たれていた。

XMAX ABSは、MAXシリーズの共通アイコンである精悍な2眼ヘッドランプと、前後タイヤの繋がり感を印象づけるブーメラン形状を継承しながら、「X」をモチーフとした特徴的なフロントフェイスを採用。XMAX独自の進化を遂げるパフォーマンスとコンフォートを両立させたスタイリングとしている。

パワーユニットは、新開発の249cc BLUE COREエンジンを強度・剛性バランスに優れた軽量新設計フレームに搭載。燃焼室と吸気ポートの最適設計、アルミ製鍛造ピストン、DiASilシリンダー、オフセットシリンダーなどにより、高効率燃焼と高い冷却性、ロス低減を図り、最高出力23ps、最大トルク24Nmを発生する。また、剛性に優れた一体式鍛造クランクシャフトを同社軽二輪スクーターとして初採用。高い精度によって、プレーンベアリングによるクランク軸受けが可能となり、軽量・コンパクト化とロス低減、メカノイズ低減を達成した。

足回りでは、ハンドルクラウンまで繋がるモーターサイクルタイプのテレスコピック型フロントフォークを同社軽二輪スクーターとして初採用。減衰力・バネレートを最適化し、良好なクッション性能とフロント接地感に実現している。

さらに、様々な路面状況での滑らかな発進性、加速性を支えるTCS(トラクション・コントロール・システム)を採用。リアホイールの空転が起きないように、点火系と燃料供給量にて出力を補正する。また、調整可能なハンドルとウィンドシールドを採用し、快適な乗り心地を支える。

シート下には、45リットルの大容量収納スペースを確保。滑らかに開閉するダンパー付で、ヘルメットを2個、またはヘルメット1個とA4サイズビジネス鞄を収納できる。このほか大型で見易いLCD採用マルチファンクションメーター、スマートキーシステム、DCジャック等を採用した。

価格は64万2600円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
  2. 一気に200馬力以上のパワーアップ!? アウディのスーパーワゴン『RS4アバント』後継モデルは電動化で進化する
  3. 日産はなぜ全固体電池にこだわるのか? 8月にも横浜工場でパイロットプラントを稼働
  4. アルファロメオ『ジュニア』がミラノ・デザインウィーク2024に登場
  5. トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
  6. ピアッジオが創立140周年、記念してペスパの特別仕様を発売---140台限定
  7. 日産『キャシュカイ』改良新型、表情を大胆チェンジ…欧州発表
  8. シトロエン C3エアクロス 新型、間もなくデビューへ…ティザー
  9. 女性向けキャンピングカー「Nomad Lux」デビュー 5月3日初公開
  10. 【株価】トヨタが小反発、『プリウス』13万台リコールも地合い好転で持ち直す
ランキングをもっと見る