トヨタ、メキシコ新工場の規模縮小…投資3割減、生産能力半減へ

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新型 トヨタ タコマ
新型 トヨタ タコマ 全 3 枚 拡大写真

トヨタ自動車のメキシコ部門は10月25日、現在建設を進めているメキシコ新工場について、規模を縮小すると発表した。

トヨタのメキシコの新工場(TMMGT)は、グアナフアト州に建設中。当初の計画では、総投資額はおよそ10億ドル。2019年から『カローラ』を、年間およそ20万台生産する予定だった。

トヨタ自動車のメキシコ部門の10月25日の発表によると、総投資額は当初計画の約10億ドルから、約7億ドルへ3割縮小。年間の生産能力も、当初計画の約20万台から、約10万台へ半減させる。

新工場の規模の縮小は、生産車種の変更による部分が大きい。当初予定されていたカローラではなく、ピックアップトラックの『タコマ』の生産に切り替える。

トヨタのメキシコ新工場は、2019年内に稼働する見通し。トヨタ自動車のメキシコ部門は、「今回の発表は、世界的な戦略的決定に基づくもの」とコメントしている。

《森脇稔》

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