【東京モーターショー2017】発売を間近に控えた話題作、BMW G310GSに注目!

自動車 ニューモデル モーターショー
BMW G310GS(東京モーターショー2017)
BMW G310GS(東京モーターショー2017) 全 16 枚 拡大写真

普通2輪免許で乗れるアドベンチャーカテゴリが熱気を帯びているが、GSシリーズをラインナップする真打ちBMWが、『G310GS』(税込車両価格66万9900円)を11月1日より発売する。

【画像全16枚】

東京モーターショーに展示されたG310GSは、どこから見てもBMWのGSとわかるスタイル。アンダー400クラスとなっても、BMWならではの高級感が漂う。

エンジンは最高出力34ps、最大トルク28Nmを発生する排気量313ccの水冷DOHC単気筒。前側に吸気、排気を後側にした独特なレイアウトは、先行して発売された『G310R』と同じだ。

180mmという長いストローク量を持つ倒立フォークとリアサスペンションを備え、フラットなダートなら行けるという走破性が加わった。リアショックには樹脂製のスプリングガードがあるし、ステップもオフロード走行を想定した突起のついたタイプで取り外し可能なフットレストゴムが備わっている。

もちろん「GS」と名乗る以上、ツーリングでの高い機能性はマスト。頑丈なアルミダイキャストのリアキャリアもあるし、シートも疲れにくい仕様だ。

気になるのはシート高だが、835mmとさほど高くない。車両重量169.5kgで、軽快な走りが期待できる。

背伸びせずジャストサイズなBMW。名門GSシリーズの末弟は、今秋の狙い目だ!

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 放置した夏の汚れがニオイに変わる前に! プロ目線で学ぶ車内清掃の正解~Weeklyメンテナンス~
  3. RAYSからコスパ最強シリーズ「RSS」が爆誕!“各車種専用設計”でもうホイール選びは迷わない、冬も夏も即戦力だPR
  4. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  5. あのワイスピの“立駐ドリフト”をリアルで再現「Red Bull Tokyo Drift 2025」、ネオン×爆音×ドリフトの世界観
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る