VWグループ、営業利益は48%減 第3四半期決算

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VWグループのドイツ本社
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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは10月27日、2017年第3四半期(7~9月)の決算を公表した。

同社の発表によると、アウディやポルシェ、セアト、シュコダなどを含めたグループ全体の総売上高は、550億0200万ユーロ(約7兆2585億円)。前年同期の519億9700万ユーロに対して、5.8%の増加となった。

一方、第3四半期の営業利益は、17億2000万ユーロ(約2270億円)。前年同期の33億0800万ユーロに対して、48%減と大幅な減益となっている。

大幅な減益となった主な要因は、排ガス案件に関するリコール(回収・無償修理)などの費用が増し、収益を圧迫したため。

フォルクスワーゲングループ取締役会のマティアス・ミューラー会長は、「事業は強く、財務状況も堅調。 また、『TOGETHER - Strategy 2025』では、未来のための計画を打ち出している」と述べている。

《森脇稔》

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