【東京モーターショー2017】鍛造に鋳造、アルミにジュラルミン…レイズはホイールの奥深さを間近で解説

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レイズ(東京モーターショー2017)
レイズ(東京モーターショー2017) 全 6 枚 拡大写真

国内でつくるレイズホイールの腕と技術を間近で見てほしい---。鍛造・鋳造ホイールを国内製造するレイズは、マグネシウム、アルミニウム、ジュラルミンといった各種素材のホイールを、鍛造・鋳造などの工法にわけて紹介。

テーマは「RAYS ADVANCED TECHNOLOGY」。同社は今回の出展について「RAYSが持つ最新技術を駆使したホイールを『RAYS ADVANCED TECHNOLOGY』として展示。マグネシウム、ジュラルミン、そしてアルミニウムの鍛造技術でつくられる代表ホイールをラインナップ。またその造形性を活かし、自在な表面処理技術で仕上げたキャストホイールにも注目」と伝えている。

レイズ営業本部販売促進課 鬼追尚弘マネージャーは、「国内製造するレイズの、メイドインジャパンの技術を、一般公開期間中、解説員が来場者に伝えていく。たとえば、レース用のマグネシウムホイールは市販車向けとどこが違うのか、鍛造と鋳造の工法・特徴の違い、デザイン性など。ぜひこの機会に解説員に聞いてほしい」と話していた。

「自社一貫体制のレイズは、あらゆるカテゴリーのホイールを企画、開発、製造、検品まで自社で行っている。過酷な条件下のレースホイールや、パフォーマンス重視の鍛造ホイール、デザイン性の高い鋳造ホイールなど、今回も新しい技術を盛り込んだモデルをそろえて展示した」(鬼追マネージャー)。

「どんなものでもカタチにするのがレイズ」という鬼追氏の話は尽きない。「鋳造ホイールは、全体の密度バランスが重要で、その流し込みや冷却にもレイズ独自の技術がある。均一な密度とバランスのうえで、マシニングによるカットと、ダイヤモンドカットの両面で連続するデザインを施している。中へと入り込む部分はマシニング、天面はダイヤモンドカットで鋭いイメージを、という具合」とのこと。「ホイールの世界も深い」と実感する。

コンセプトカーや実車を見るのも楽しいが、こうした小さなブースで解説員にあれこれ話を聞くのもモーターショー醍醐味だろう。

《レスポンス編集部》

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