マツダの世界生産、1.3%増の76万7804台で2年ぶりのプラス…CX-4 など貢献 2017年度上半期

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マツダCX-4
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マツダは10月30日、9月および2017年度上半期(4~9月)の生産・国内販売・輸出実績(速報)を発表した。

●2.2%減の14万0182台で2か月連続マイナス 9月

9月の世界生産台数は前年同月比2.2%減の14万0182台で、2か月連続のマイナスとなった。海外生産はアクセラの生産増や『CX-4』の生産開始などで、同4.1%増の5万3056台で3か月ぶりのプラス。しかし国内生産は新型『CX-5』や『CX-3』などが増加したものの、『アクセラ』が大幅に減少し、同5.7%減の8万7126台で2か月連続のマイナスとなった。

国内販売(軽自動車を含む)は新型CX-5が好調で、同7.4%増の2万3748台で2か月ぶりのプラス。登録車は同8.5%増の1万9579台で2か月ぶりのプラス、シェアは同0.5ポイントアップの6.2%となった。軽自動車は同2.4%増の4169台で4か月連続のプラスとなった。

輸出は北米や欧州向けなどが増加し、同0.4%増の6万9031台で、2か月ぶりのプラスとなった。

●CX-5好調、国内販売が2年ぶりのプラス 2017年度上半期

2017年度上半期の世界生産台数は、前年同期比1.3%増の76万7804台で、2年ぶりのプラスとなった。国内生産はアクセラの減少などが影響し、同0.1%減の46万7921台の微減となったが、海外生産はCX-4の生産開始が寄与し、同3.4%増の29万9883台と数字を伸ばした。

国内販売は、新型CX-5の好調などで、同4.0%増の9万6241台で2年ぶりのプラス。登録車のシェアは前年度上半期と同じ4.8%となった。

輸出は欧州などで増加し、同0.9%増の39万6500台。2年連続のプラスとなった。

《纐纈敏也@DAYS》

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