「開けホームドア」おまじないはQRコード…東京都交通局、浅草線で検証

鉄道 行政
検証は11月24日開始。カメラが車両ドアに貼り付けられたQRコードを読み取って車両とホームのドア開閉を連動させる。
検証は11月24日開始。カメラが車両ドアに貼り付けられたQRコードを読み取って車両とホームのドア開閉を連動させる。 全 1 枚 拡大写真

東京都交通局は11月10日、都営浅草線でQRコードを使ったホームドア開閉連動技術の検証を行うと発表した。東京オリンピック・パラリンピック開催までに、同線の一部の駅でQRコード連動式のホームドアを整備する。

交通局によると、都営浅草線のホームドア整備では、車両ドアとホームドアの開閉を連動させる必要がある。このため、交通局は車両の大規模な改修を必要としない開閉連動の検討を進め、民間企業と共同で新しい開閉連動技術を開発。QRコードを車両のドアに貼り付け、これをカメラが読み取ることで車両とホームのドア開閉を連動させるという。

検証期間は11月24日から1カ月程度を予定。大門駅1番線ホームの一部(8号車のドア1カ所)にホームドアを設置し、車両のドアには検証用のQRコードを貼り付ける。交通局は2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックまでに、新橋・大門・三田・泉岳寺の4駅にQRコード連動技術を用いたホームドアを整備するとしている。

《草町義和》

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