【SUPER GT 最終戦】「あっという間の20年だった」ツインリンクもてぎ&ARTA20周年記念トークショー

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ツインリンクもてぎ&ARTA Project20周年記念トークショー
ツインリンクもてぎ&ARTA Project20周年記念トークショー 全 34 枚 拡大写真

11月11~12日栃木県もてぎ市のツインリンクもてぎにて、SUPER GT第8戦MOTEGI GT GRAND FINALが開幕。1997年に開場したツインリンクもてぎの20周年と、同じ1997年に立ち上がったARTAプロジェクトの記念トークショーが行われた。

ARTA Project(AUTOBACS RACING TEAM AGURI)とは「世界に通用するドライバーを育成する」というプロジェクトのもとにスタートした。

登壇したARTA Projectのプロデューサー・総監督の鈴木亜久里氏は「あっという間の20年でした」と語った。また「ドライバーを育てるつもりだったのに、監督ばかり育っちゃったな」と笑いを誘った。プロジェクトを立ち上げて様々なカテゴリーに参戦しているARTA Projectは多くのカテゴリーでチャンピオンを獲得し、今現在もSUPER GTでも活躍を続けている。

ARTA Projectのエグゼクティブアドバイザーの土屋圭市氏は「昔、立ち話で一緒にやろうねと言ったら本当にそうなったね。今もアドバイザーなので、最終的には『亜久里さんどうします?』と聞いて亜久里さんの責任にします」と笑った。

ARTA Projectの1期生である、現17号車KEIHIN REAL RACING金石勝智監督、現6号車LEXUS TEAM LEMANS WAKO'Sの脇阪寿一監督も登壇。脇坂氏は「当時はむちゃくちゃな事も多かったし、亜久里さんの言葉に乗せられて今ここにいる」や、金石氏は「もてぎで行われていたカート合宿には、今のドライバーなどもほとんど参加している、そういった意味ではすごい事です」などの思い出も語られた。

会場にはツインリンクもてぎの20年の年表と、ARTA Project20年の活躍の軌跡を一覧にしたパネルを掲示、その前には『ARTA CR-Z GT』や『ARTA HSV-010』、ホンダ『NSX』のスペシャルカラーリングマシンが展示された。

11日に行われたSUPER GT 第8戦の予選ではGT500クラスの8号車ARTA NSX-GTは12位、GT300クラスの55号車ARTA BMW M6 GT3は3位となっている。「明日の決勝では最終戦ということもあり、表彰台を目指したいし、今シーズンW優勝も飾っているのでなんとか良い成績を残したい」と抱負を語った。

《雪岡直樹》

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