電動アシストのリバーストライサイクル、来春発売…トヨダ・トライク【産業交流展2017】

自動車 ニューモデル モビリティ
トヨダ・トライク。手前の前部に椅子がついたモデルもいずれ生産の予定。
トヨダ・トライク。手前の前部に椅子がついたモデルもいずれ生産の予定。 全 3 枚 拡大写真

ヤマハがトリシティのヒットに続き、モーターショーでリバーストライクの大型バイクを参考出品したのは記憶に新しいところ。産業交流展では、そんなトリシティの自転車版のような乗り物を見つけた。

トヨダ・トライクは前が2輪の電動アシストサイクル。特徴はフロントタイヤ両輪がシンクロシステムという機構で連動して動くこと。サスペンションではなく、片側の車輪が段差などで持ち上がると、反対側の車輪を押し下げて、車体の水平を保とうとするのだ。

両輪の幅は意外と狭く、自立する訳ではない。となれば、3輪のメリットはと聞くと「やはり安定感が高いことがメリット」なのだそうだ。

車輪が小さく車体が長いのも特徴で、電動アシストのトルクを活かし、ゆったりと乗ってもらえる乗車姿勢になっている。

来年2月には発売する予定だが、自転車としては高価になってしまうため、観光地などでのレンタサイクルとしての利用を想定している。既に四国で導入することが計画されているそうだ。

さらに前輪の間隔を広げ、前に人が乗れるように椅子を組み込んだ仕様も、いずれ生産する計画。こちらは介護用や災害時の救助など様々な用途を考えているそうだ。

《高根英幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  2. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  3. バイクの外観を損ねない!超強力マグネットのスマホホルダー「フリークマウント2.0」に新色5色
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. アプリリア、“鈴鹿未体験”のオールイタリアンチームで3年ぶりの8耐表彰台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る