野菜やフルーツを対向車に投げつける…男を逮捕、仕事のストレス発散

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仕事で生じたストレスの解消を目的として、対向接近してくる車両に向かって野菜や果物を投げつけて破壊に及んでいたという。

容疑者としてはそれほど大事になるとは思っていなかったのかもしれないが、ぶつけられたクルマは車体の一部を損壊させるような被害が出ていた。警察が認知しているだけで十数件の被害があるというが、投げつけたモノが命中しなかったことで気づかなった人も中にはいたかもしれない。

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福島県白河市内の市道を走行中のクルマから対向車に向かって野菜や果物を投げつけ、車体の一部を破壊していたとして、福島県警は16日、同市内に在住する28歳の男を器物損壊容疑で逮捕した。

福島県警・白河署によると、器物損壊容疑で逮捕された男は2017年11月11日の午後6時30分ごろ、白河市借宿付近の市道(片側1車線の直線区間)を軽乗用車で走行中、対向してきた乗用車に向かって野菜(=瓜の一種、直径約15cm)を投げつけて、右側のヘッドライトを破壊した疑いがもたれている。被害金額は約7万5000円。

現場付近では今年9月ごろから同様の事件が頻発。いずれも対向車から野菜や果物が投げつけられ、車体の一部が損壊するというものだった。

警察では器物損壊事件として捜査を開始。事件が起きた時間帯に現場付近を通行していた車両のピックアップを進めていたところ、1台の不審なクルマが浮上。このクルマに乗っていた同市内に在住する28歳の男から任意で事情を聞いていたが、事件への関与を認めたことから器物損壊容疑で逮捕した。

男は帰宅途中に事件を起こしていたものとみられ、聴取に対しては「仕事のストレスが溜まっていた」などと供述しているようだ。警察が把握しているだけで十数件の被害が出ており、警察では男を厳しく追及し、余罪についての解明も急ぐ方針だ。

《石田真一》

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