住友化学、ディーゼル車のDPF事業から撤退…欧州のEVシフトで収益確保が困難

自動車 ビジネス 企業動向
住化セラミックスポーランドはDPFを製造している
住化セラミックスポーランドはDPFを製造している 全 1 枚 拡大写真

住友化学は、ディーゼルエンジン車に装着するチタン酸アルミニウム製のDPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)事業から撤退すると発表した。子会社の住化セラミックスポーランドを解散する。

住友化学では、2011年9月に住化セラミックスポーランドを設立し、欧州市場向けDPFを製造・販売してきた。欧州で進むEV(電気自動車)シフトや、フォルクスワーゲンのディーゼル車不正問題によるディーゼル需要が低迷するなど、自動車業界を取り巻く環境が変化する中で、中・長期にわたって安定的に収益を確保することは困難と判断した。

住友化学では、今後も新たな価値創造を通じた持続的な成長を目指し、技術優位性のある分野を中心に経営資源を投入するとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. 車検対応で排気効率も向上、ブリッツのエキゾーストシステム「ニュルスペック・カスタムエディション」に『ムーブ』『ステラ』が適合
  3. スクーターに求めるのは日常か、非日常か? “個性つよつよ”な2台、ヤマハ『NMAX155』とホンダ『ADV160』を徹底比較!
  4. かつてのマーチ、日産の新型『マイクラ』が初上陸!? 日本での販売計画は…ジャパンモビリティショー2025
  5. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る