製品データを改ざん、三菱マテリアルグループの取引先は合計5661社

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調査分析対象とした「三菱マテリアル」グループ各社
調査分析対象とした「三菱マテリアル」グループ各社 全 2 枚 拡大写真

帝国データバンクは、製品データを改ざんしていた三菱マテリアルグループの国内企業との取引実態を調査・分析した。同様の調査は今回が初めて。

それによると三菱マテリアルグループ国内主要企業と取引のある国内企業(個人経営、各種法人含む)は全国全業種合計で5661社にのぼることが判明した。このうち、三菱マテリアルグループの仕入先・下請先が3864社、同グループの販売先が2180社。今回データ不正が明らかとなった三菱電線工業と三菱伸銅の出荷先は250社超だった。

取引先の都道府県別では「東京都」が1251社を数え、全体の22.1%を占めトップ。次いで「大阪府」の675社、「神奈川県」の309社が続く。社数上位には製造設備、工場といった主要設備がある府県が名を連ねた。

業種別に見ると、仕入先・下請先企業では「一般貨物自動車運送」が156社でトップ。以下、「土木工事業」の110社、「他の一般機械器具卸」の88社、「非鉄金属卸」の78社などが続いた。

販売先企業では「非鉄金属卸」の158社がトップ。以下、「建設石材窯業製品卸」の135社、「機械工具卸」の121社、「生コンクリート製造」の106社が続いた。

年売上高別に見ると「1億円以上10億円未満」が2787社で全体の49.2%を占める。「1億円未満」の525社と合わせて全体の58.5%が年売上高10億円に満たない中小企業であることが分かった。また「100億円以上500億円未満」は341社、「500億円以上1000億円未満」が80社、「1000億円以上」が181社で大企業の取引先は全体の約1割を占めている。

《レスポンス編集部》

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