年賀写真にいかが?大井川鐵道SL列車に干支ヘッドマーク「先行装着」 12月2-4日

鉄道 企業動向
2018年の干支をデザインしたヘッドマーク。12月に「先行装着」が行われる。
2018年の干支をデザインしたヘッドマーク。12月に「先行装着」が行われる。 全 2 枚 拡大写真

大井川鐵道(静岡県)は12月2~4日の3日間、SL列車『かわね路』に2018年の干支(えと)をデザインしたヘッドマークを装着して運転する。

ヘッドマークが装着されるのは、新金谷11時52分発~千頭13時09分着の『かわね路1号』と、千頭14時53分発~新金谷16時09分着の『かわね路2号』。2018年の干支「戌(いぬ)」にちなみ、イヌのイラストと「賀正」「2018」の文字をデザインしたヘッドマークが取り付けられる。

一部の鉄道事業者では、毎年1月1日から数日~数週間程度、新年の到来を記念したヘッドマークを車両に取り付けて運行している。前年中の「先行装着」は珍しく、大井川鐵道では初めての試みという。

「先行装着」について、大井川鐵道は「来年の年賀状の図案をお探しの方」に向けたサービスとする。年賀状は通常、前年の12月中に制作して投かんするのが一般的。写真を使う場合は新年を迎える前に撮影しなければならない。「先行装着」のSL列車を撮影すれば、「賀正」「2018」の文字が入ったヘッドマーク付きSL列車の写真を、2018年の年賀状で使うことができる。

大井川鐵道の企画部によると、「先行装着」を希望する声は以前からあった。今回の企画が発表された直後、「待ってました!」と電話してきた人がいたという。

このほか、沿線の島田市大代地区では、わらを使った「ジャンボ干支」が毎年製作されている。2018年のジャンボ干支は12月2日に完成の予定。大井川鐵道は「運が良ければ二種類(SL列車・ジャンボ干支)の年賀写真が撮影できることになります」としている。

《草町義和》

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