最高速度110km/h区間の新東名で多重衝突---速度差に注意

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11月30日午前7時50分ごろ、静岡県島田市内の新東名高速道路上り線で、トンネル内を走行していた大型トラックに対し、後続の軽乗用車が追突する事故が起きた。別の1台も関係し、3人が軽傷を負っている。

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今回の事故現場を含む、新東名高速道路の約50km区間(新静岡~森掛川インターチェンジ間)は乗用車の最高速度がこれまでの100km/hから110km/hに引き上げられた。その一方で、大型トラックやトレーラーなどは従来と同様に最高速度は80km/hとなっており、第1車線の走行が義務付けられている。

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静岡県警・高速隊によると、現場は島田市伊太付近で片側2車線の直線区間。大型トラックは矢倉山トンネル(全長1370m)の第1車線を走行していたが、後ろから進行してきた軽乗用車が追突。2台が本線上で停車していたところ、さらに後ろから進行してきた乗用車も追突するなど、車両3台が関係する多重衝突に発展した。

この事故で軽乗用車を運転していた兵庫県神戸市内に在住する21歳の男性と、同乗していた44歳の男性。乗用車を運転していた掛川市内に在住する24歳の男性が打撲などの軽傷。トラックを運転していた大阪府大阪市内に在住する51歳の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

現場は11月から乗用車の最高速度が試験的に110km/hへ引き上げられた区間。大型トラックやトレーラーの最高速度は従来と同じく80km/hのため、速度差による事故の発生が懸念されていた。警察では最初に事故を起こした軽乗用車側に安全確認の怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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最高速度が引き上げられた区間の半分は片側3車線だが、今回の追突事故が起きたのは片側2車線の区間であり、大型車の走行が義務付けられていた第1車線だった。速度差が大きくなることでこうした事故の発生も懸念されていたが、常に最高速度で走る必要はない。トラックが多い場合、その流れに速度を合わせることで事故は防げるのだ。

《石田真一》

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