速度超過からのスリップか、カーブ逸脱の乗用車が川へ転落

自動車 社会 社会

3日午後8時5分ごろ、三重県いなべ市内の国道421号を走行していた乗用車が対向車線側へ逸脱。そのまま道路右側の路外へ転落する事故が起きた。この事故でクルマに乗っていた2人が死亡している。

三重県警・いなべ署によると、現場はいなべ市大安町石榑南付近で片側1車線の緩やかなカーブ。現場は山間部で、クルマの進行方向に下り坂となっていた。乗用車は左カーブを曲がりきれずに対向車線側へ逸脱。そのまま道路右側のガードレールを突き破り、約10m下を流れる川へ転落した。ガードレールは歩行者を保護するためのものであり、路外に飛び出そうとするクルマを防ぐだけの強度は無かった。

衝突と転落によってクルマは中破。運転していた福井県敦賀市内に在住する57歳の男性と、助手席に同乗していた55歳の女性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打などが原因でまもなく死亡している。

現場にはブレーキ痕があり、警察では速度超過状態でスリップした可能性が高いとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。夜間は交通量も少なめで、速度の出やすい状態だったとみられるが、カーブを曲がりきれずに対向車線側のガードレールを突き破って転落したという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  2. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
  5. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る