マツダのプロトタイプレーサー 2018年型発表…「耐久王」ヨーストと組む【ロサンゼルスモーターショー2017】

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マツダ RT24-P の2018年モデル(ロサンゼルスモーターショー2017)
マツダ RT24-P の2018年モデル(ロサンゼルスモーターショー2017) 全 9 枚 拡大写真

マツダの米国法人、北米マツダは米国で開幕したロサンゼルスモーターショー2017において、プロトタイプレーシングカー、マツダ『RT24-P』の2018年モデルを初公開した。

マツダは2017年シーズンのIMSAウェザーテック・スポーツカーチャンピオンシップにRT24-Pを投入。2.0リットル直列4気筒ターボエンジンは、最大出力600hpを発生する。

2018年シーズンの参戦に向けて、マツダはヨースト・レーシング(Joest Racing)と共同で、「マツダ・チーム・ヨースト」を設立。ドイツに本拠を置くヨースト・レーシングは、最も成功した耐久スポーツカーチームのひとつ。ルマン24時間耐久レースにおいて、16勝を挙げていることで知られ、「耐久王」の異名を持つ。ヨースト・レーシングは1999~2016年まで、アウディのファクトリーチームとして成功を収めた。それ以前はポルシェと組み、ルマンで複数回、勝利している。

マツダ・チーム・ヨーストで臨む2018年シーズンに向けて、マツダはRT24-Pのカラーリングを一新。新型『CX-5』から導入が開始されたソウルレッドクリスタルメタリックで塗装。フロントリップスポイラーやリアウイングは、ブラック仕上げとした。

マツダ・チーム・ヨーストは2018年1月、米国デイトナで開催される「ロレックス24」で実戦デビューを果たす予定。ロサンゼルスモーターショー2017では、ドライバー6名も発表され、IMSAの頂点を目指す。

《森脇稔》

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