自動運転車の開発に一般人が参画、ボルボカーズが新プログラム

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ボルボカーズの自動運転車の開発に参画するスウェーデンの2家族
ボルボカーズの自動運転車の開発に参画するスウェーデンの2家族 全 2 枚 拡大写真

ボルボカーズは12月12日、スウェーデンにおいて、一般人が自動運転車の開発に参画するプログラムを開始すると発表した。

ボルボカーズは、スウェーデン在住の2つの家族に協力を依頼。両家族はスウェーデンの公道において、自動運転車をテストする。そして、その印象をボルボカーズのエンジニアに伝え、自動運転車の開発に役立てていく。

両家族は、ボルボカーズから『XC90』ベースの自動運転車を受け取り、日常的に使用する。毎日の通勤や子どもの学校への送迎、食料品の買い物などに利用し、貴重なデータを提供する。

テストの第1段階では、両家族のドライバーは、常にハンドルを握り、車両の状況を監視。しかし、時間が経過するととともに、すべての参加者は特別なトレーニングを受けて、徐々により高度な自動運転を試していく。高度な自動運転車をテストする際には、ボルボカーズの安全エキスパートの監督下で行う。その安全性に疑問がある場合、テストは行わない。

ボルボカーズは、自動運転車の早期実用化を目指す。2020年までに、ボルボの新車に乗車中の死者・重傷者をゼロにするというコミットメントの一環として、自動運転車の開発を進めている。

《森脇稔》

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