最大で12倍の高速化、電動車両の新充電システム…コンチネンタルがCES 2018で公開予定

エコカー EV
コンチネンタルの電動車両の新充電システムのイメージ
コンチネンタルの電動車両の新充電システムのイメージ 全 1 枚 拡大写真

コンチネンタルは12月13日、米国ラスベガスで2018年1月に開催されるCES2018において、EVなどの電動車両向けの新たな充電システムを初公開すると発表した。

この新充電システムは、車両の電気駆動システムを、わずかな労力で充電デバイスへと変えるもの。いかなる技術仕様であっても、ケーブル式充電ステーションまで走行すれば、常に最大限の充電を行うことが可能になる。

コンチネンタルによると、とくに都市部のAC充電システムにおいては、充電時間は最大で12倍の高速化が期待できるという。さらに、双方向性の充電システムのため、逆方向の電力供給機能が生まれ、車両搭載バッテリーの新たな利用方法も見込まれる。

また、このシステムでは、ノートパソコンや冷蔵庫など、移動中の車内の電気・電子機器への電力供給が可能。コンチネンタルはEVなどの電動車両を、より簡単に、より便利に、より効率的に充電する技術を、CES2018で展示していく。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  4. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  5. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る