ボッシュ、トラック向け新コネクトをCES 2018で公開予定…ダイムラーと共同開発

自動車 テクノロジー ネット
ボッシュのコモン テレマティクス プラットフォームのイメージ
ボッシュのコモン テレマティクス プラットフォームのイメージ 全 1 枚 拡大写真

ボッシュは12月14日、米国ラスベガスで2018年1月に開催されるCES2018において、「コモン テレマティクス プラットフォーム」を初公開すると発表した。

このプラットフォームは、ダイムラーと共同開発。トラックのドライバーと流通のプロフェッショナルをネットワークで結び、利便性を向上させるコネクテッドサービス。厳しいスケジュールや長い走行距離、渋滞など、トラックドライバーは多くの課題に直面。ボッシュはコモン テレマティクス プラットフォームで、ドライバーとトラック運送会社を支援していく。

コモン テレマティクス プラットフォームを利用すると、トラック運送会社は運送計画を立てやすくなり、保有車両をより効率的に運用し、より安全に荷物を目的地に届けることが可能に。トラックの状態をリアルタイムでチェックし、その情報を送信する。

この情報をもとに、管理者は実際に故障が生じる前に兆候を把握し、予期しない修理を回避して、修理工場に送り出すスケジュールを最適化。これにより輸送の信頼性を向上させ、トラックのダウンタイムによるコスト削減を図ることも可能になる。

将来的に、ボッシュのコモン テレマティクス プラットフォームは無線通信でソフトウェアをアップデートできるようになる予定。この無線アップデートが可能になれば、車両システムを常に最新の状態に保ち、修理工場に送り出す回数が最小限に抑えられ、ドライバーや車両管理者の時間の節約につながる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る