疾走する「スバル・ゲレンデタクシー」、今年の運行を開始!

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
スバル ゲレンデタクシー2018
スバル ゲレンデタクシー2018 全 40 枚 拡大写真

ゲレンデを車が走る! 当初は誰もが驚いたイベントも今シーズンで5周年。冬の一大イベントとなった「SUBARUゲレンデタクシー」。今シーズンの運行が札幌市のサッポロテイネスキー場を皮切りに開始された。

スキーやスノーボードを楽しむには、まずゲレンデの上部に行かなくてはならない、そのためにはリフトやゴンドラなどに乗るのが一般的。しかしリフトの代わりに車でゲレンデ上部までお送りするというのがゲレンデタクシーだ。

乗車料金は無料。イベント会場の受付にて誓約書にサイン、展示してある『XV』『レガシィ・アウトバック』『フォレスター』の前でスタッフにより写真撮影を行い、その写真をSNSに「#ゲレンデタクシー」のハッシュタグをつけて発信、スマホを乗車口で見せれば乗車できる。

プロドライバーにより、コースを疾走してあっという間にゲレンデ上部まで運んでくれる。通常ならばこれで下車してスキーやスノボでゲレンデを下る。しかしゲレンデタクシーは下りも乗車可能なのだ。登りのパワフルな走行と、下りの若干テールスライド気味で、ハラハラドキドキのパフォーマンスを感じながら下ってくることも可能だ。もちろん危険な走行ではなく、安全マージンが取られた中でのパフォーマンスだ。

プロドライバーの中には、全日本ラリーで活躍する新井敏弘選手もおり、ひときわアグレッシブなパフォーマンスを披露。新井選手のゲレンデタクシーに乗りたくて何度も乗車するファンもいた。

ときおり雪が大粒で降ったり、晴れてきたりと天候がくるくる変わる中で開催されたが、そのコンディションをものともしない走りに、乗車したファンからは「同じフォレスターに乗っていますが、こんな走りをするんですね、驚きです」「普段はAWDはそれほど必要ないのですが、雪道の安心感を感じるにはやっぱりAWDは良いですね」「今は他社の車に乗っていますが、次の車にスバルも良いですね」などの声が聞けた。

会場にはスタッドレスタイヤを提供するミシュラン、キャリアを提供するTHULEのブースが展開され、タイヤの性能やキャリアの取り付け方や使い勝手などの説明も行われた。

また、スバルオンラインショップもブースを展開、来シーズンに向けた新製品として、Marmotとコラボしたスキーウェアや、日本で生産されているスキー板として有名なVECTOR GLIDE(ヴェクターグライド)とコラボしたスキー板を展示した。

イベント最後は、滑走営業が終了したゲレンデを封鎖し、安全が確認されたのちに、新井選手が『WRX STI』に乗車。ゲレンデ上部からドリフトをしながら走行して、観客の前で何度もターンするなど迫力ある走行を見せた。

5周年を迎えたゲレンデタクシーは、今年は過去最大の会場の4会場を回る。開催スケジュールは2018年1月20~21日岩手県安比高原スキー場、2月3~4日長野県栂池高原スキー場、2月17~18日新潟県苗場スキー場で開催される予定だ。なかでも苗場スキー場で開催される回は「SUBARU SNOW FES」と銘打ち苗場スキー場をジャックして行われるという。

《雪岡直樹》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る