PSAグループ、オペルと購買部門を統合…シナジーを拡大へ

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PSAグループは12月15日、買収したオペルを含めた新たな共同購買部門を2018年1月までに稼働させると発表した。

PSAグループは2017年3月、GMからオペルを買収することで合意。同年8月、この買収手続きが完了し、オペルと英国のボクスフォールが、PSAグループに加入した。

これにより、PSAグループは、プジョー、シトロエン、DS、オペル、ボクスフォールの5ブランドを擁する自動車メーカーに。欧州ではフォルクスワーゲングループに次ぐ第2位の自動車メーカーとなった。

今回の新たな共同購買部門の稼働は、グループ全体でさらなるシナジー効果を引き出し、効率性と購買力を高め、競争力を向上させるのが狙い。プジョー、シトロエン、DSと、オペルおよびボクスフォールの購買部門を統合する。

PSAグループの購買額は、欧州だけでも年間383億ユーロと大きい。同社は今回の購買部門の統合が、長期的にグループ全体のシナジー効果の30%を占めるようになると見込んでいる。

《森脇稔》

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