中央分離帯に衝突を繰り返すトラック、運転者は疾病原因で死亡か

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18日午前11時25分ごろ、鹿児島県大崎町内の東九州自動車道下り線を走行していたトラックが中央分離帯に衝突する事故が起きた。事故を起こしたトラックは中央分離帯へ複数回の衝突を繰り返していたが、この時点で運転者は意識を失っていたものとみられる。

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鹿児島県警・高速隊によると、現場は大崎町野方付近で片側1車線の直線区間。上下線はコンクリート製の中央分離帯で区分されている。トラックは約500mに渡って中央分離帯へ複数回の衝突を繰り返したものとみられ、最終的に道路を塞ぐ状態で停車した。

後続車の運転者が警察に通報。トラックを運転していた鹿児島市内に在住する46歳の男性は意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが、回復することなく約2時間後に死亡している。

死亡した男性に目立つ外傷は無く、現場にブレーキ痕も見当たらないことから、警察では疾病原因で意識を失ったことで衝突に至り、その後に死亡したものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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頑丈な分離帯の設置されていた区間のため、対向車線への逸脱を防ぐことはできたが、これが樹脂製ポールで区分された場所だと対向車を巻き込んでいた可能性もあった。

《石田真一》

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