「Suica」「PASMO」出場時もオートチャージ 2018年3月17日から

鉄道 企業動向
現在は自動改札の入場時のみチャージされるSuica(写真)・PASMOのオートチャージサービスが出場時も利用できるようになる。
現在は自動改札の入場時のみチャージされるSuica(写真)・PASMOのオートチャージサービスが出場時も利用できるようになる。 全 1 枚 拡大写真

JR東日本とPASMO協議会は12月20日、両者が展開しているICカード「Suica」「PASMO」のオートチャージサービスについて、現在は自動改札機の入場時のみ利用できるオートチャージを出場時も利用できるようにすると発表した。

Suica・PASMOのオートチャージサービスは、自動改札機にタッチして入場する際、あらかじめ設定しておいた条件に基づき、クレジットカード決済で自動的にチャージされるサービス。たとえば「チャージ残額が2000円以下のときに3000円をチャージ」するという設定の場合、入場時に残額が2500円ならチャージされず、1500円なら3000円が自動的にチャージされる。首都圏・仙台・新潟のSuicaエリアとPASMOエリア内で利用できる。

2018年3月17日以降は、自動改札機の出場時にもオートチャージされるようになる。既にオートチャージが設定されているSuica・PASMOカードは、事前の申込みが不要だ。出場時に運賃を精算した後のチャージ残額がオートチャージの設定金額を下回る場合、オートチャージされる。PASMO協議会は「鉄道での長距離移動時や、駅ナカでのお買い物後の出場時に残額不足で改札で止まってしまう心配が軽減されます」としている。

ただし、オートチャージしてもチャージ残額が精算額に満たない場合はオートチャージされない。定期券区間を経由して区間外の駅の間を利用する場合も、出場時にはオートチャージされない。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「FJクルーザー復活マジかよ!」価格は400万円台? トヨタの新SUV『ランドクルーザーFJ』にSNSが注目
  2. 米シークレットサービスが『コルベット』など10台を導入、あえてキャデラックを「MT車」にした理由とは
  3. 手軽なのに効果バツグン! 静音カスタムで車内を劇的改善~Weeklyメンテナンス~
  4. 【シトロエン C4 新型試乗】“もうひとつのダンパー”がなかなかいい仕事をしている…島崎七生人
  5. ジヤトコ、日産の次世代「e-POWER」用ドライブユニット初公開へ…人とくるまのテクノロジー展 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  2. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  3. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  4. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  5. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
ランキングをもっと見る