オートリブの最新自動運転車、ディープラーニングで乗員を理解…CES 2018で公開予定

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オートリブの最新の自動運転車の研究開発車両「LIV 2.0」
オートリブの最新の自動運転車の研究開発車両「LIV 2.0」 全 1 枚 拡大写真

スウェーデンに本拠を置き、自動運転技術などを手がけるオートリブ社は12月19日、米国ラスベガスで2018年1月に開催されるCES 2018において、最新の自動運転車の研究開発車両「LIV 2.0」を初公開すると発表した。

「LIV」とは、ラーニング・インテリジェント・ビークルの略。LIV 2.0は乗車定員4名だが、同車の頭脳が、車内の第5の乗員の役割を担う。

具体的には、車両の頭脳が、ドライバーや乗員の声や手の動きを追跡することにより、ドライバーや乗員の気持ちを理解。さらに、ドライバーの視線や眠気、手の位置、姿勢などをモニター。この情報を外部のデータと融合させて、よりいっそうの安全運転を追求する。オートリブによると、ディープラーニングによって、効果的なコミュニケーションを可能にするという。

オートリブの研究開発担当、オーラ・ボストローム副社長は、「人間と機械の共有制御と双方向の信頼関係が、自動運転車の開発や導入にとって重要」と述べている。

《森脇稔》

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