米国のTriLumina社は12月19日、米国で2018年1月に開催されるCES2018において、3DセンシングVCSEL照明ソリューションを利用した3DソリッドステートLiDAR(ライダー)を初公開すると発表した。
TriLumina社は米国ニューメキシコ州に本拠を置くスタートアップ企業。ソリッドステート裏面発光VCSELレーザーアレー技術を手がけ、デンソーからの出資を受けるなど、成長を遂げている。
CES2018において初公開される予定の3DセンシングVCSEL照明ソリューションを利用した3DソリッドステートLiDARは、特許の高密度VCSELアレーによって、3Dセンシングのさまざまな使用に適する低コスト、高性能な照明を実現するもの。特許権を有する頑丈なマイクロレンズは、サイズの小型化とコスト削減を可能にするという。
同社は、「自動車メーカーから求められている確実で高性能、低コストのソリッドステートLiDARソリューションを迅速に提供し、自動運転や先進運転支援システム(ADAS)の早期実用化を促進していく」としている。