正月SL列車は『新春開運号』…大井川鐵道、硬券の記念券をプレゼント
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1月1~3日に運転される『かわね路1号』(新金谷11時52分発~13時09分着)と『かわね路2号』(千頭14時53分発~新金谷16時09分着)は、列車をけん引する蒸気機関車の先頭部に国旗とヘッドマークを装着。ヘッドマークはいぬ年にちなんだデザインになる。
また、『かわね路1号』は『新春開運号』として運転。家山駅の発車後(12時25分)、乗車券を持っている人全員に『新春開運号』乗車記念券をプレゼントする。記念券は新金谷から千頭までの片道乗車券を意識したデザインの硬券で、「いぬ年ヘッドマーク」のイラストも券面に描かれる。
硬券は硬い厚紙で作られた切符。現在はICカードや自動改札機に対応した薄い切符(軟券)が主流だが、大井川鐵道は「当社ではいまだに硬券が使われています。懐かしい硬券を手にとると、遠くなりつつある昭和の時代の記憶がよみがえってくるような気がします」としている。
《草町義和》