トヨタ、モビリティサービス専用EV『e-パレット』をCES 2018で発表

エコカー EV
e-パレットをCES 2018で発表する豊田章男社長。
e-パレットをCES 2018で発表する豊田章男社長。 全 23 枚 拡大写真

トヨタ自動車は、1月9日から1月12日まで米国ラスベガスで開催される世界最大の家電見本市「CES 2018」にて、モビリティサービス(MaaS)専用次世代電気自動車(EV)「e-パレット コンセプト」を初公開した。

【画像全23枚】

e-パレット コンセプトは、トヨタが有する電動化、コネクティッド、自動運転技術を活用したMaaS専用次世代EV。低床・箱型のバリアフリーデザインで、車両サイズは全幅2×全高2.25メートル、全長は荷室ユニット数に応じて4~7メートルの3種類を用意する。フラットかつ広大な空間には、ライドシェアリング仕様、ホテル仕様、リテールショップ仕様など、用途に応じた設備が搭載可能。移動や物流、物販など、さまざまなサービスに対応し、人々の暮らしを支える「新たなモビリティ」となる。また将来は、複数のサービス事業者によるシェアリングや、複数のサイズバリエーションをもつ車両による効率的かつ一貫した輸送システムなど、サービスの最適化を目指す。

トヨタでは、自動運転キットの開発に必要な車両状態や車両制御インターフェースなどをモビリティサービスプラットフォーム(MSPF)上に公開。自動運転キット開発会社は、開発した自動運転制御ソフトウェアやカメラ・センサーをルーフトップなどに搭載できる。また、車両制御インターフェースはサイバーセキュリティ対策に加え、自動運転キットからの車両制御指令コマンドの安全性を確認するガーディアン機能を装備。さらに、MSPF上に整備されたOTA環境により、自動運転キット上のソフトウェアを常に最新の状態に更新できる。

すでにトヨタでは、より実用性の高い車両仕様の検討や、新モビリティサービスを実現するMSPFの構築を推進するため、初期パートナーとして、Amazon、Didi Chuxing(滴滴出行)、ピザハット、ウーバー、マツダと提携。提携各社はサービスの企画段階から参画し、実験車両による実証事業をともに進めていく予定だ。今後は、2020年代前半には米国など各地域でのサービス実証を目指すとともに、2020年には一部機能を搭載した車両を東京オリンピック・パラリンピックのモビリティとして提供することも計画している。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ、パスポートとHR-Vが最高評価「TSP+」を獲得…米IIHS
  2. インフィニティ、新型SUVクーペ『QX65』発表…金箔入りサンファイアレッド塗装やVCターボ採用
  3. トヨタのEV最長の航続607km、『C-HR+』欧州納車開始…SUVクーペデザイン
  4. ヤマハ発動機に今、何が? 市職員の研修受け入れと社員の「余暇図鑑」…今週のビジネス記事ランキング
  5. スバルのオフロード仕様「ウィルダネス」、初のハイブリッド発表へ…ニューヨークモーターショー2026
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る