カワサキ Z1000 がリセール価格トップ…バイク王がランキング

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カワサキ Z1000 ABS
カワサキ Z1000 ABS 全 6 枚 拡大写真
バイク王 バイクライフ研究所(東京都港区)は、2017年9~11月の期間を対象に、「再び売却した際、高値の付くバイク」=「リセールプライスの高いバイク」上位10車種を発表した。23回目となる今回は、カワサキ『Z1000』が首位を獲得した。

リセールプライスとは、バイクを再び売却(リセール)するときの価格(プライス)を指し、2018年1月現在、新車で購入が可能なバイクを対象に、オークションで売却した際の落札金額の平均値と新車販売価格を基にリセール・プライスをポイント化。ポイント数が高いほど、リセールプライスが高いと想定している。リセールプライスの高いバイクは、需要の高いバイク、つまり「人気のあるバイク」と言い換えることもできるという。

算定対象は、国内主要4メーカー(ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ)が、2018年1月現在に国内で販売しているバイクで、逆輸入車は除かれる。なお、新車販売価格は2018年1月現在の価格を基準とし、カラー等により価格が複数ある場合は、最安値を基準に算定。期間内に、バイク王バイクライフ研究所独自の規定台数に達する流通があるバイクを対象としている。

23回目となるリセールプライス・ランキングは、カワサキZ1000が2位に2.6pt差を付け首位を獲得。当車種は、第21回(対象期間:2017年3~5月)にも総合第3位にランクインしたが、前回(対象期間:2017年6~8月)は流通台数が少なかったためランク外となっていた。

◆第23回 二輪車リセールプライス 総合ランキング

今回のランキングには、カワサキ『VERSYS-X 250』が初めてランクイン。同車種は2017年4月より販売が開始された、250ccクラスのツーリングモデルだが、近年、世界的に人気が上昇しているアドベンチャースタイルが特徴で、ストローク量の大きいサスペンション、マルチパーパスタイヤや大型スクリーンなど、ツーリングをより快適にする装備を纏っている。

また、トップテンのうち5車種を軽二輪クラスのモデルが占める結果となり、維持費が比較的低価格で取り回しや足つきの良さが魅力の同クラスが、前回期間に引き続き高い需要があると考えられるという。

排気量別での首位はそれぞれ、原付一種・二種クラスで、ホンダ『クロスカブ』、軽二輪クラスで、ホンダ『CBR250RR ABS』、中型二輪クラスで、カワサキ『Ninja 400』、大型二輪クラスで、カワサキ Z1000となった。

《平川 亮》

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