メルセデスベンツ傘下のスマートは1月8日、2017年の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は13万5025台。前年比は6.5%減と、マイナスに転じた。
前年実績には届かなかったものの、2017年の世界販売は、過去10年間で2番目の高水準。市場別では、中国が好調。2017年は過去最高の2万3097台を販売。前年比は9.8%増と伸びた。
また、『フォーツー』と『フォーフォー』には、EVの「エレクトリックドライブ」を設定。モーターは、最大出力81hp、最大トルク16.3kgmを引き出す。0~100km/h加速12.7秒、最高速130km/hの性能を備える。2017年は、これらのEVの販売が好調だった。
なおスマートは、2020年から全モデルを電動化する計画。まずは欧州と北米で、ガソリンエンジン搭載車の導入を終了し、EVに一本化。その後、全世界へこの戦略を拡大していく。