バリアフリー化推進で、鳥取県ハイヤータクシー協会など表彰

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ユニバーサルデザインを採用したタクシー
ユニバーサルデザインを採用したタクシー 全 3 枚 拡大写真

国土交通省は、第11回「国土交通省バリアフリー化推進功労者大臣表彰」の受賞者を決定した。

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国土交通省では2006年12月施行の「バリアフリー法」(高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律)の趣旨を踏まえ、公共交通機関、建築物、道路などのバリアフリー化を進めてきた。この一環としてバリアフリー化に関する優れた取り組みを広く普及させるとともに、これらの活動を奨励するため、「国土交通省バリアフリー化推進功労者大臣表彰制度」を2007年度に創設した。

11回目となる今回、鳥取県・日本財団・鳥取県ハイヤータクシー協会による「官民一体となった先駆的なタクシーのバリアフリー化」など、5件を国土交通省バリアフリー化推進功労者大臣表彰として表彰する。

鳥取県ハイヤータクシー協会などは、県内タクシーの4分の1をユニバーサルデザイン(UD)タクシーとしたほか、鳥取県の玄関口である空港・駅を中心にUDタクシー専用乗り場の整備、乗降場案内板の整備、歩道と車道の段差解消を進めている。さらに鳥取県ハイヤータクシー協会は、障害当事者の声を直接聞く機会を設けるなど、接遇向上に向けた「ユニバーサルドライバー研修」を県内の全乗務員を対象に進めている。

受賞したのは他に札幌市交通局の「乗降場のバリアフリー化、マナー教育の徹底等ハード・ソフト一体となったバリアフリーの実現」、大阪市交通局の「ホームドア整備にあわせた既存路線における車椅子使用者の単独乗降の実現」。自立支援センターおおいたの「障害当事者による多面的な自立支援サービスの提供」、日本航空・日本エアコミューターによる「小型機へのストレッチャー搭載の実現等による離島航空路線のバリアフリー化、食物アレルギーツアーの企画等によるユニバーサルツーリズムへの積極的な取組」。

《レスポンス編集部》

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