新車販売総合トップは N-BOX、ホンダ車ではフィット 以来15年ぶり 2017年車名別

自動車 ビジネス 国内マーケット
ホンダN-BOX
ホンダN-BOX 全 2 枚 拡大写真

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会は1月11日、2017年12月および2017年(1~12月)の車名別新車販売台数(速報)を発表した。

【画像全2枚】

●N-BOX、4か月連続トップ 12月

12月のランキングでは、昨秋新型モデルを発売したホンダ『N-BOX』が、前年同月比23.3%増の1万8458台で4か月連続トップとなった。N-BOXが月間新車販売で総合トップとなるのは2017年で8回目。圧倒的な強さを見せつけた。

2位は登録車トップのトヨタ『プリウス』で、同4.7%減の1万2175台。トップとの差は6283台と大きく引き離された。3位には同1.8%増の1万1660台を販売したトヨタ『アクア』が入った。

12月の車名別新車販売台数ランキング上位10車は以下の通り(カッコ内は前年同月比)。

1位:N-BOX(ホンダ)1万8458台(23.3%増)
2位:プリウス(トヨタ)1万2175台(4.7%減)
3位:アクア(トヨタ)1万1660台(1.8%増)
4位:ムーヴ(ダイハツ)1万0073台(13.9%減)
5位:デイズ(日産)9288台(18.7%減)
6位:スペーシア(スズキ)8757台(45.5%増)
7位:タント(ダイハツ)8741台(15.1%減)
8位:ワゴンR(スズキ)8284台(57.0%増)
9位:ヴォクシー(トヨタ)7545台(6.3%増)
10位:ノート(日産)7475台(39.7%減)

●N-BOX、初の首位獲得 2017年

年間ランキングでも、ホンダ『N-BOX』が前年比17.2%増の21万8478台で初の首位を獲得した。ホンダ車の総合トップは2002年の『フィット』以来、15年ぶり。

2位は前年トップのトヨタ『プリウス』で、同35.2%減の16万0912台。首位N-BOXとの差は5万7566台と、大きく引き離された。3位には、同38.0%増の14万1373台を販売したダイハツ『ムーヴ』が入った。

トップ10中、軽自動車は6モデル。昨年の3モデルから倍増となった。

2017年の車名別新車販売台数ランキング上位10車は以下の通り(カッコ内は前年同月比)。

1位:N-BOX(ホンダ)21万8478台(17.2%増)
2位:プリウス(トヨタ)16万0912台(35.2%減)
3位:ムーヴ(ダイハツ)14万1373台(38.0%増)
4位:タント(ダイハツ)14万1312台(9.4%減)
5位:ノート(日産)13万8905台(35.6%増)
6位:デイズ(日産)13万7514台(30.1%増)
7位:アクア(トヨタ)13万1615台(21.8%減)
8位:C-HR(トヨタ)11万7299台
9位:ワゴンR(スズキ)11万4711台(41.4%増)
10位:スペーシア(スズキ)10万4763台(28.9%増)

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 日産、新型SUV『カイト』予告…ブラジルで生産し世界20か国以上に輸出へ
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  5. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る