日産とNASA、自動運転モビリティの共同研究を拡大

自動車 ビジネス 企業動向
NASAの技術をベースに日産が開発した「SAM」(シームレス・オートノマス・モビリティ)
NASAの技術をベースに日産が開発した「SAM」(シームレス・オートノマス・モビリティ) 全 1 枚 拡大写真

日産自動車の米国法人の北米日産とNASA(アメリカ航空宇宙局)は1月11日、自動運転モビリティサービスに関する共同研究を拡大すると発表した。

日産とNASAはこの5年間、研究開発パートナーシップの下、自動運転車両システムの研究開発で協力してきた。

その成果のひとつが、2017年に発表された「SAM」(シームレス・オートノマス・モビリティ)。SAMはNASAの技術をベースに日産が開発したもの。より多くの自動運転車が、公道を走行できる時期を早めるのが狙い。

SAMでは、何百万台もの日産車だけでなく全ての自動運転車が、事故、路上の障害など不測の事態に直面した際でも、車を安全に誘導できる手段を提供。今回の日産とNASAとの自動運転モビリティサービスに関する共同研究の拡大では、このSAMをさらに発展させるために、公道での走行テストに取り組む。

日産は将来、公共交通機関や物流、配送サービスなどに自動運転技術を導入するため、SAMを実用化することを目指している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る