ルノーメガーヌR.Sを中心にスポーツモデル4台を展示…東京オートサロン2018

自動車 ニューモデル モーターショー
ルノー・メガーヌR.S
ルノー・メガーヌR.S 全 8 枚 拡大写真

ルノー・ジャポンは『メガーヌR.S』 を中心に4台のスポールモデルを東京オートサロン2018に出展している。同社は2011年以降連続出展となる。

◇注目のメガーヌR.S

東京モーターショー2017に続き東京オートサロン2018にも展示されたメガーヌR.S。「東京モーターショーよりも更に嗜好性の高い来場者が見込めるイベントであり、かつ、皆さんの高い期待もあることから、このクルマは是非展示したかった」とは、ルノー・ジャポン広報グループの佐藤渉氏の弁。

先般本国よりベース価格を3万7600ユーロ(約502万円)に設定、2月から受注を開始すると発表があるなど、徐々に盛り上がりを見せており、日本導入への期待も高まっている。佐藤氏は、「確実に日本へは導入する。夏以降には発表する予定だ」とした。

◇まもなく発売開始のトゥインゴGT

もう1台ルノーブースにはまもなく発売の『トゥインゴ GT』も展示されている。昨年200台先行販売し、発表から2~3日で完売した人気の高いモデルが、カタログモデルとして再登場する。

限定車との大きな違いは、5速マニュアルトランスミッションしか選べなかったものから、EDCが選択可能になることだ。また、外観ではボンネットからルーフにかけてのデカールが廃された。

EDCに関して佐藤氏は、「本国に両方用意があったこと。そして、トゥインゴは裾野が広いクルマであり、更にトゥインゴGTはルノー・スポールが手掛けてはいても、“ガリガリ”走るスポーツモデルではないので、より運転しやすい2ペダルのEDCも品揃えとして相応しいと判断した」と導入理由をコメント。発売は2月を予定している。

◇今年もスポーツ路線で

さて、ルノー・ジャポンは2011年から毎年東京オートサロンに参加している。その点について佐藤氏は、「ルノーは販売店の数も少なく、販売台数もトップの輸入車ブランドに比べたら少なく、認知度もさほどではない。そういうことを考えた時に、実車を見せられる機会としてはとても魅力的なイベントだ」とその魅力を語る。

そして、「今年のテーマもスポーツで、ここ数年この路線だ。その理由は東京モーターショーと比べるとあきらかに来場者層や嗜好が違い、通常ショールームに置いてあるようなクルマを並べてもあまり興味を持ってもらえない」と述べ、「我々としては実車を見てもらい、また、ルノーというブランドを知ってもらいたいので、まずはブースに見に来てほしい。。そこで、このイベントの嗜好に合わせたスポーツ路線に合わせたやり方を取っている」と述べた。

ルノーブースでは、実車を見る以外に、ルノーオリジナルグッズ(一部特価品あり)も販売している。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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