プーマ、2階の通路でレーシングシューズと安全靴を売り込み…東京オートサロン2018

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プーマのレーシングシューズ
プーマのレーシングシューズ 全 3 枚 拡大写真

スポーツ用品のプーマは迷彩模様のメルセデスベンツ「SLS AMG GT3」を東京オートサロン2018に展示し、レーシングシューズと安全靴の売り込みを行っていた。それも幕張メッセのホール内ではなく、2階の通路だ。

「今回で3年目になりますが、この場所は通りがかりで寄ってくれる人も多く、効果があるんです。販売増にも結びついていると思います」と日本総代理店の説明員は話す。

プーマは20年ほど前から一流のモータースポーツチームやドライバーのために、レーシングシューズやウェアのデザイン及び開発を行っている。現在、F1のフェラーリ、メルセデス、レッドブルのドライバーにレーシングスーツやグローブ、シューズを提供している。

そのため、非常に反響があるそうで、会場でもアジアからの来場者がレーシングシューズを手に取り、熱心に眺めていた。そのレーシングシューズ以上に最近注目を浴びているのが安全靴だ。

現在、SUPER GTに協賛しており、ピットで働くスタッフに履いてもらっているが、評判がいいという。それも頷ける話で、最新のテクノロジーを満載している安全靴だからだ。

つま先部分にはグラスファイバーで強化した新開発の合成樹脂先芯を装着。一般的なスチール先芯よりも軽く、耐磁性と耐熱性を兼ね備える。底のラバーソールは300度の耐熱で、その独特な形状により最適な動きやすさとグリップ力を実現している。インソールにしても、解剖学的にデザインされ、靴内の湿気を調整して快適な履き心地を生み出すそうだ。

そのため、工場などの現場で履く人も増えているとのことだ。「最近は製造現場が人手不足で、ダサい作業服や靴のところには若者が行きたがりませんからね。そのため、若者を入れるために、ファッション性の高い、うちの安全靴を取り入れる企業も出てきています」と説明員。

プーマの日本総代理店では、工場だけでなく、建設現場やキャンプなどのアウトドアにも最適ということで、今後いろいろな業界に売り込みを図っていきたいそうだ。

《山田清志》

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