フィンランドのノキアンタイヤ、冬用タイヤで日本市場に殴り込み!?…東京オートサロン2018

自動車 ニューモデル モーターショー
ノキアンタイヤの製品群
ノキアンタイヤの製品群 全 3 枚 拡大写真

北欧のフィンランドにもタイヤメーカーがあるのをご存じだろうか。その名はノキアンタイヤ。この名を聞いて、ピンと来た人がもいるだろう。そう、電気通信機器メーカーとして有名なノキアと同じグループに属していたのだ。

【画像全3枚】

その歴史は古く、1898年創業でブリヂストン(1930年創業)よりも歴史があるのだ。1925年に自転車用タイヤの生産を始め、32年にから自動車用タイヤを発売した。そして34年には世界で始めて冬用タイヤの生産を開始している。

現在、世界44カ国に輸出されており、日本は45カ国目になるそうだ。北欧での人気が高く、冬用タイヤで40%、夏用タイヤで20%のシェアを誇る。ハイグリップで高い安全性を提供するプレミアムブランドとして認知されているのだ。

そのブースのパネルには、こんなことが書かれていた。「数多くの世界記録~世界トップクラスの技術力」――2013年氷上での世界最高速度樹立(335.713km/h)、2014年トラクター氷上走行世界最速記録(130.165km/h)、2016年片輪走行世界最速記録(186.269km/h)――。

このように氷上や雪の上では他社の追随を許さないタイヤと言ってもいいかもしれない。そんなノキアンタイアが2017年秋に初上陸した。もっとも日本で販売を手がけるのは、代理店の阿部商会(本社・東京都千代田区)だ。

販売するタイヤは主に「ハッカペリッタR2」と「ハッカペリッタR2 SUV」の2種類で、冬季ドライブの快適性と安全性、さらに低燃費を追求したタイヤだという。新開発コンパウンドに混合した多角形の低温結晶が、氷上で引っかき効果を発揮し、摩耗後も次々に出てくる結晶がグリップ性能をキープする。

また、新型コンパウンドや独自の構造技術で低燃費タイヤに匹敵するエネルギーロス最小化を達成し、スタッドレスタイヤとしては異例の省燃費を実現しているとのことだ。そのほか、安全性を最重視するノキアンタイヤの特許技術によって、残溝の深さがミリ単位で分かるそうだ。

「今回のオートサロンに初めて出展しタイヤを披露しましたが、これから本格的に売り込んでいこうと考えています。特に寒冷地は有望だと思いますので、力を入れていこうと思います」と阿部商会関係者は話す。寒冷地のドライバーにとって、力強い味方になるタイヤと言っても過言ではないだろう。

《山田清志》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ エブリイワゴン 新型試乗】快適性がさらにアップ、走りも“頼り甲斐のある”実用ワゴン…島崎七生人
  2. マツダの新型「FRスポーツ」開発始動! 特許公開、次期ロードスターかアイコニックSPか?
  3. 『エブリイワゴン』のロール感を抑えて乗り心地アップ、ブリッツの車高調キット「DAMPER ZZ-R」発売
  4. トヨタ『ルーミー』が10年ぶりの刷新…次期型はハイブリッド化か?
  5. なぜパワーアンプをシート下に集める? スイフトスポーツが追求した「短い配線」と高音質[Pro Shop インストール・レビュー]by サウンドステーション SUBLIME 前編
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
ランキングをもっと見る