透明人間テクノロジー! 映像に映り込む人間をリアルタイムに消す旭化成…オートモーティブワールド2018

自動車 ニューモデル モーターショー
旭化成(オートモーティブワールド2018)
旭化成(オートモーティブワールド2018) 全 3 枚 拡大写真

映像に入り込む人間を、みんな消しちゃえ---。

旭化成は、「地図アプリの次に来る顧客誘導テクノロジー」と題した“透明人間テクノロジー”を公開。

技術名は「透け撮るんSKETOLN」。ウェブカメラがとらえた映像に映り込む人間を、リアルタイムにすべて消してしまうという技術で、WEBカメラが撮影した“生画像”はすべて即廃棄し、個人識別などはいっさいしない。

さらにカメラの近くにモニターを設置し、配信内容を周辺ユーザーに開示。公開映像は、無人の背景画像と、人間の輪郭線のみが配信される。

この技術、どんなシーンで使われるか。同社担当者はこう教えてくれた。

「たとえば、高速道路のサービスエリアやパーキングエリア。女子トイレの角にカメラを置き、トイレ待ちの行列をとらえる。リアルに待っている人たちの表情やプライバシーはすべて削除されて輪郭だけが線で表示されるので、行列の状況、混雑具合が直感的にわかる」

「この映像を、スマートフォンなどで閲覧できるように配信すると、たとえば『パパ、次のサービスエリアのトイレより、その次のパーキングエリアのトイレのほうが空いてるから、2つ先のパーキングエリアに入ってくれる?』といったやりとりが想像できる」

トイレのほか、飲食店や駐車場と行った場でも、この透明人間テクノロジーが「活躍する時代がすぐそこまでやってきている」という。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  3. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
  4. 「完璧なフルモデルチェンジ」三菱『デリカミニ』が2代目に! 可愛さも機能も大幅進化で「後世に受け継がれる名車」と話題に
  5. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る