マツダ、タイのエンジン生産拠点を増強…従来比3倍強の年産10万基へ

自動車 ビジネス 海外マーケット
マツダパワートレインマニュファクチャリング エンジン機械加工工場
マツダパワートレインマニュファクチャリング エンジン機械加工工場 全 10 枚 拡大写真
マツダは1月19日、タイ・チョンブリ県にあるパワートレイン生産拠点「マツダパワートレインマニュファクチャリング(タイランド)」(MPMT)のエンジン機械加工工場が開所したことを発表した。

マツダは、タイにおける車両・エンジン・トランスミッションの一貫した現地生産体制の拡充を目的として、新たに221億円を投資。エンジン機械加工工場の新設とエンジン組立工場の生産ライン能力増強などを実施し、MPMTにおけるエンジンの年間生産能力を3万基から10万基に拡大する。また今後、ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」の量産を開始するとともに、同エンジンを従来の出荷先であるタイに加え、マレーシアとベトナムにあるマツダ車生産拠点に輸出する計画だ。

開所式でマツダの小飼雅道社長兼CEOは「MPMTはマツダがタイで一貫したクルマ造りを実現するために欠かせない重要な生産拠点だ。自動車の基幹部品であるエンジンの生産体制が一層強化されたことは、マツダ車をよりタイムリーに提供できることを意味する。今後も、自動車産業の発展に貢献できるよう、全力を尽くしていきたい」と述べた。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る