ワゴン車が路外逸脱して民家敷地内に転落---運転していたのは誰か

自動車 社会 社会

対向車線側へ斜行したワゴン車はそのまま道路右側の路外に逸脱。約5m下まで転落した。民家の敷地内へ「降ってくる」という状態となったが、離れた部屋で寝ていた住人にケガはなかったという。

☆☆☆

18日午前2時20分ごろ、香川県高松市内の県道を走行していたワゴン車が対向車線側へ逸脱。そのまま道路右側の路外に飛び出し、約5m下の民家敷地内に転落する事故が起きた。クルマに乗っていた男性1人が重傷を負っている。

香川県警・高松西署によると、現場は高松市国分寺町福家付近で片側1車線の直線区間。走行中のワゴン車は斜行するようにして対向車線側へ逸脱。そのまま道路右側の路外に飛び出し、約5m下の民家敷地内へ転落した。

クルマは転落によって中破。車内に取り残されていた23歳の男性が胸部骨折などの重傷を負った。民家も屋根や壁などの一部が損壊したが、この家に住む高齢女性は離れた部屋で就寝しており、無事だったという。

事故当時、路面は乾燥していた。現場で行われた警察の簡易聴取に対し、負傷した男性は「運転していたのは別人」と供述しており、警察では第三者が関与した可能性についても調べを進めるなど、事故発生の経緯を詳しく調べている。

☆☆☆

クルマが転落した場所にガードレールは設置されていなかったが、手前までは設置されており、運悪くピンポイントで転落してしまったようだ。負傷した男性は「別人が運転していた」と主張しており、警察では現場から第三者が逃走した可能性を含め、調べを進めているという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. BMW『X5』次期型のデザインが判明! トヨタと共同開発の水素エンジンなど搭載
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. デザインを4割が評価、読者の感情:スズキ『クロスビー』改良新型…価格上昇に戸惑いも
  5. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る