欧州新車販売が4年連続で増加、3.3%増の1563万台…2017年

自動車 ビジネス 海外マーケット
フォルクスワーゲン・ポロ
フォルクスワーゲン・ポロ 全 8 枚 拡大写真

ACEA(欧州自動車工業会)は、2017年の欧州全域(EU+EFTA全30か国)の新車販売結果を公表した。総販売台数は1563万1687台。前年比は3.3%増と、4年連続で前年実績を上回った。

画像:各社の欧州主力車

5大主要国では、ドイツが344万1262台を販売し、前年比は2.7%増と4年連続のプラス。フランスも前年比4.7%増の211万0748台と、4年連続で増加した。イタリアも、前年比7.9%増の197万0497台と、4年連続のプラス。スペインは7.7%増の123万4931台と、5年連続で前年実績を上回った。

一方、英国は254万0617台にとどまり、前年比は5.7%減と、6年ぶりの前年割れ。EUからの離脱の決定が、消費者の購買意欲に影響を与えている。

主要8社の販売実績は、首位のフォルクスワーゲングループ(アウディ、セアト、シュコダなどを含む)が、前年比2.1%増の371万7566台と、4年連続で増加。このうち、VWブランドが0.9%減の170万6369台と、2年連続で減少。アウディブランドも、0.5%減の82万6370台と、4年ぶりに減少した。一方、セアトブランドは14.4%増の40万0968台、シュコダブランドは6.4%増の70万5421台と、ともに5年連続の前年実績超え。

PSAグループは、前年の3位から2位に上昇。2017年実績は、前年比28.1%増の188万5553台と、オペル加入の効果で2年ぶりの前年超え。その内訳は、プジョーが7%増の92万5113台と、4年連続のプラス。シトロエンが5.2%増の56万9728台と、2年ぶりに増加した。オペルは34万4848台を売り上げる。

ルノーグループは、前年の2位から3位に後退。その販売台数は162万8472台で、前年比は6.7%増と5年連続の前年超え。低価格のダチアブランドは、12.1%増の47万2800台と、引き続き増加。主力のルノーブランドは、4.5%増の115万0498台と、4年連続のプラス。

4位はFCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)グループ(ランチアやアルファロメオを含む)で、前年の7位から浮上。その販売台数は104万4714台で、前年比は5.2%増と4年連続のプラス。ブランド別では、アルファロメオが29.5%増の8万5691台と、2年連続で増加。ランチア(クライスラーを含む)は9.6%減の6万0805台と、2年ぶりのマイナス。主力のフィアットブランドは、4.5%増の77万9534台と、4年連続で増加した。ジープブランドは、3.5%増の10万8655台と、引き続き伸びる。

BMWグループ(MINIを含む)は5位で、前年と変わらず。2017年は、104万2580台を販売。前年比は1%増と、4年連続で前年実績を上回った。BMWブランドは0.5%増の82万7137台。MINIブランドは3%増の21万5443台。両ブランドともに、4年連続でプラスを保つ。

6位はフォードモーターで、前年の4位から後退。2017年は103万1957台を販売し、前年比は0.3%減と、4年ぶりに減少した。

7位は、ダイムラー(メルセデスベンツとスマート)で、前年の8位から上昇。その販売台数は99万2528台で、前年比は5%増と、5年連続の前年超え。ブランド別では、メルセデスベンツが6.4%増の89万3574台と、5年連続で増加。スマートは6%減の9万8954台と、3年ぶりのマイナス。

トヨタグループ(レクサスを含む)は8位で、前年の9位から上昇。その販売台数は71万7849台。前年比は12.4%増と、4年連続で増加した。トヨタブランドは13.4%増の67万3510台と、5年連続で増加。レクサスブランドは0.7%減の4万4339台と、4年ぶりに前年実績を下回っている。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『アルファード』が2027年に大幅改良、新型エルグランドとのガチンコ対決の行方は
  2. トヨタ『シエンタ』の前席が回転、「スイベルシート」販売再開…ドア閉めたまま回転可能に改良
  3. BMW『3シリーズ』新型発表、EVと共通の「ノイエ・クラッセ」デザインに
  4. 見た目はアウディ、中身はポルシェ!? 次期型『マカン』、エンジン車は2028年登場か
  5. 「こういうの求めてた」「くそカッコいいな」わずか30台、646馬力の特別なメルセデスAMG『CLE 646』にファン興奮!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  2. セレンスAIの緊急車両検知技術、東大発「AS Mobi」の自動運転バスに導入…2027年商用化めざす
  3. 中国ヒューマノイドに自動車アフターマーケットの課題解決のヒントがあった…2026世界ロボット大会
  4. インド国産化の進め方、事業の核の築き方【インド・新自動車大国の素顔】
  5. 【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定 欧州自動車産業の次の一手、欧州の現場で何が起きているのか~EV減速局面・SDV/AIへの移行・中国勢の浸透~
ランキングをもっと見る