自動運転車向けの4次元レーダーシステム、マグナが発表…デトロイトモーターショー2018

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マグナのブース(デトロイトモーターショー2018)
マグナのブース(デトロイトモーターショー2018) 全 3 枚 拡大写真

マグナインターナショナル(以下、マグナ)は、米国で開催中のデトロイトモーターショー2018において、自動運転車向けの4次元レーダーシステムを発表した。

画像:マグナのブース(デトロイトモーターショー2018)

マグナは、カナダに本拠を置く大手自動車部品メーカー。29か国に328の事業所と99の製品開発、エンジニアリングおよび販売センターを持つ世界最大規模の自動車サプライヤー。16万3000名の従業員が、主にモビリティソリューションの開発に取り組んでいる。

マグナがデトロイトモーターショー2018で発表したのが、自動運転車向けの4次元レーダーシステム「ICON RADAR」。これは、米軍の技術を導入したもの。目の瞬きより50倍速く、車両周囲の環境をスキャンすることができるという。

また、自車から300m以上の離れた距離でも、4次元(距離、高さ、深さ、速度)で環境を連続的にスキャンすることが可能。ガードレール、道路、車両、自転車、歩行者、ペットなどの移動物体を検出し、自動運転車の頭脳に伝達することを可能にする、としている。

《森脇稔》

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