圧雪路でハンドルを取られてスピン、対向のトラックと衝突

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急速に発達した低気圧の影響で北海道でも悪天候となった。圧雪アイスバーン状態の国道でスピン状態に陥った軽乗用車が対向のトラックと衝突する事故が起きている。

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23日午前8時10分ごろ、北海道滝川市内の国道12号を走行中の軽乗用車が対向車線側へ逸脱。対向してきた大型トラックと衝突する事故が起きた。この事故で軽乗用車の運転者が死亡している。

北海道警・滝川署によると、現場は滝川市江部乙町付近で片側1車線の直線区間。軽乗用車はスピンしながら対向車線側へ逸脱。直後に対向車線を順走してきた大型トラックと衝突した。

衝突によって軽乗用車は中破。運転していた同市内に在住する59歳の女性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打などが原因でまもなく死亡。トラックを運転していた深川市内に在住する53歳の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

事故当時、現場の路面は圧雪アイスバーン状態で非常に滑りやすくなっていた。警察では軽乗用車側がハンドルを取られてコントロール不能になったまま衝突したものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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雪道に慣れた地元の運転者であっても、凍結路面でスピン状態に陥ってしまったらどうすることもできない。滑り止めの措置を施していても、あまりの悪天候だとそれも通用しなくなってしまう。

《石田真一》

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