凍結路面でスリップしてバスと衝突、軽トラックの運転者が死亡

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広域農道を走行していた軽トラックとバスの衝突事故が起きた。周囲には風を遮るようなものがなく、路面の凍結が進んでいたものとみられている。

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23日午後8時30分ごろ、栃木県大田原市内の広域農道を走行していた軽トラックが対向車線側へ逸脱。対向してきた大型バスと正面衝突する事故が起きた。この事故で軽トラックの運転者が死亡している。

栃木県警・大田原署によると、現場は大田原市花園付近で片側1車線の直線区間。軽トラックはスリップして対向車線側へ逸脱。直後に対向車線を順走してきた大型バスと正面衝突した。

この事故で軽トラックは中破。運転していた同市内に在住する68歳の男性は頭部を強打。近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡した。バスを運転していた那須塩原市内に在住する61歳の男性も打撲などの軽傷を負ったが、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

事故当時、現場付近の路面は凍結していて滑りやすい状態となっていた。警察では凍結路面でのスリップが事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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前日に降った雪の影響もあり、栃木県内では朝からスリップ事故が相次いでいたという。「滑り止めの措置を取る」、「速度を落として走る」、「無理はしない」ということが必要となるが、とはいえ、いずれも「事故を起こすその瞬間までは軽視してしまう」ことでもある。

《石田真一》

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