MINIが2017年のフランクフルトモーターショーで初公開したEV、『エレクトリック コンセプト』市販型プロトタイプを、レスポンスの兄弟サイトSpyder7のカメラが初めて捉えた。
2008年には、実験車両的な電気自動車『MINI E』が発表されたが、高性能な本格EVは同ブランド初となる。捉えた開発車両は、3ドアハッチバックのテストミュールだが、ボディ側面に「Electric Test Vehicle」(電気テスト車両)のステッカーが貼られ、六角ラジエーターグリルは閉じられている。そしてエキゾーストパイプレスのリアエンドも確認できた。
MINIでありながら駆動方式はFRで、パワートレインはBMW『i3』のEVテクノロジーが反映される見通しだ。最高出力170ps、最大トルクは250Nmを発揮、0-100km/h加速は7.3秒のパフォーマンス発揮する。一度の充電による航続は400kmを目指し開発が進んでいるという。また急速充電では、約40分で最大80%の充電を可能にするとレポートされている。
ワールドプレミアは2018年秋が有力で、市販は2019年からとなる。