山間部の国道で正面衝突、軽乗用車の運転者が死亡

自動車 社会 社会

山間部を通る国道で発生したワゴン車と軽乗用車の正面衝突事故。軽乗用車の運転者が死亡している。現場の車道に雪は無かったようだが、路肩部分には除雪で生じた雪が残っており、こうした雪に乗り上げたことでスリップし、対向側へ逸脱した可能性が考えられるという。

☆☆☆

24日午前9時20分ごろ、山梨県笛吹市内の国道137号を走行していた軽乗用車とワゴン車が正面衝突する事故が起きた。この事故で軽乗用車の運転者が死亡。ワゴン車の運転者も負傷している。

山梨県警・笛吹署によると、現場は笛吹市御坂町藤野木付近で登坂車線を含む片側2車線と1車線の直線区間。上り勾配となっている2車線側を走行していた軽乗用車と、下り勾配となっている1車線側を走行していたワゴン車が正面衝突した。

衝突によって双方のクルマが中破。軽乗用車を運転していた同市内に在住する21歳の男性は甲府市内の病院へ収容されたが、胸部強打などが原因でまもなく死亡。ワゴン車を運転していた甲府市内に在住する54歳の男性も胸部打撲などの軽傷を負っている。

事故当時、道路の周囲に積雪はあったが、車道の路面はほぼ乾燥していた。前後の区間は緩やかなカーブとなっており、警察ではいずれかの車両が対向側へ逸脱したものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ゴツすぎる…だが、それでいい!」日産のハイパワーSUV『パトロールNISMO』発表に、日本導入にも期待の声
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. 新型ランチア『イプシロンHF』発表、280馬力EVで0-100km/hは加速5.6秒
  4. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る