伊予鉄、松山市内線の「市駅」アクセスを向上…3日用切符で市内滞在を促進

鉄道 企業動向
「本町線」の変更後ルート(右)と改称される西堀端停留場の位置(左)。
「本町線」の変更後ルート(右)と改称される西堀端停留場の位置(左)。 全 1 枚 拡大写真

愛媛県の伊予鉄道(伊予鉄)は、3月1日から松山市内線の運行系統を一部変更する。

松山市内線は、現在、5本の系統が運行されているが、このうち、本町六丁目を起点とし、西堀端~南堀端~大街道~上一万(かみいちまん)を経て、道後温泉へ至る5系統の「本町線」は、終点を伊予鉄道鉄道線の起点駅である松山市駅(市駅)に改め、本町方面から松山市の中心部にある市駅へのアクセス向上を図る。

これに伴ない、西堀端・南堀端・松山市駅の各停留場では乗換え無料券を発行する(松山市駅は本町六丁目方面行きのみ)。

なお、現在の「本町線」西堀端停留場は、JR松山駅前方面へ至る1・2・5系統「環状線・JR松山駅前線」にある同名の停留場と区別するため、「本町一丁目」に改称される。

このほか、伊予鉄道では、松山市内での滞在日数を増やすための施策として、新たに乗り降り自由の「ALL IYOTETSU Pass」と「市内電車チケット」に3日用(3Day)を加える。これにより、従来の1日用と2日用は100~200円の値上げとなる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る